2021下関(春)

関門橋
 
3月15日
新大阪  7:56 のぞみ77号 広 島  9:17
広 島  9:22 こだま841号 新下関 10:43
新下関駅→御裳川→唐戸→下関駅
下 関 15:09 普通 岩国行 新下関 15:17
新下関 15:39 こだま858号 広 島 16:55
広 島 17:01 のぞみ46号 新大阪 18:22

 本日も恒例の”おかめのミステリーツアー”第11弾(おそらく)である。今回は、JR西日本・日本旅行の日帰りプラン”関門ふくフク三昧”で、下関でフグをいただく旅である。新大阪駅の”駅弁にぎわい”で朝食の駅弁、おかめは”春膳”を、私は”汽車弁当”を購入する。

新大阪駅・駅弁にぎわい
コロナ禍のなか、にぎわってない

 このあとは、いつもの新幹線のりかえ口前で、おかめの行き先予想である。ここでは2回続けて新幹線には乗っていない。おかめは今回も新幹線には乗らないと予想して在来線方向を指さしたが、やはり今回もはずれ。

新大阪駅・新幹線のりかえ口
新幹線は乗らないから、あっち

 そのまま新幹線のりかえ口の改札に向かうと、自分の予想と違っていたので残念がっていた。しかし、のりかえ口の自動改札でトラブル発生。おかめがきっぷを通すと扉が閉じられてしまった。駅員からきっぷをもう一度通すよう「新下関」の文字が見えるようにきっぷを返したので、ここでおかめに行き先がばれてしまった。おかめは「ふぐ!ふぐ!」と騒いでいた。

関門ふくフク三昧の乗車票(乗車船用) 関門ふくフク三昧の乗車票(新幹線指定席用)
関門ふくフク三昧の乗車票(乗車船用) 関門ふくフク三昧の乗車票(新幹線指定席用)

 ここから乗るのは7:56発の”のぞみ77号”博多行きである。

のぞみ77号の指定券
のぞみ77号の指定券

 このプランでは、行きの列車はこの”のぞみ77号”に限定されていて、帰りの列車は”のぞみ”は利用できるが、”みずほ”や”さくら”は利用できない。

のぞみ77号 のぞみ77号
のぞみ77号は21番線から出発 名古屋始発・のぞみ77号

 のぞみの普通車はすべて3列&2列で、予約した18番DE席に腰を下ろす。今回、新幹線の指定席のすべてを、座席が気兼ねなく倒せる車端の席をリクエストしておいた。こののぞみは名古屋始発で、乗車率はそんなに高くなかった。

のぞみ車内
そんなに多くない車内

 早速朝食の駅弁をおいしくいただいた。

駅弁・春膳 駅弁・汽車弁当 駅弁・汽車弁当
おかめの春膳 私の汽車弁当 内容量、1人前って…

 新幹線車内はフリーWi-Fiが完備してある。メアドを登録し、30分に1度は再接続をする必要はあるが、気兼ねなくネットが使えてかなり便利になった。新神戸、岡山と停車し、広島駅には9:17に到着。

500系キティ編成 新幹線文字ニュース 広島駅
新尾道駅での500系キティー編成 JR東海では文字ニュースも無くなったらしい 広島駅で乗り換え

 ここで乗り換えである。広島からはすぐあとから来る”こだま841号”博多行きに乗り換える。このこだまは風貌が凛々しい500系である。

こだま841号の指定券 500系こだま841号
こだま841号6号車の指定券 500系こだま841号

 予約した6号車は元グリーン車の格下げ車両で、シートは2列&2列、座席間隔もグリーン車時代のままである。車端の17番CD席は座席が倒し放題で、かなり快適である。ただ500系新幹線の座席にはコンセントがないのが残念である。

広島駅を出発 500系6号車 500系6号車
広島駅を出発 お得な車両だが、一般には知られていない 幅広の元グリーン車の座席

 こだまは各駅に停車し、そのたびにのぞみなどの列車に抜かれ、停車時間が5〜10分と長いので、ゆっくりと写真を撮ることができる。まずは徳山駅で通過していく”さくら”を写真に収める。

徳山駅・500系こだま 徳山駅・さくら通過 徳山駅・さくら通過
徳山駅停車中の500系こだま 徳山駅通過のさくら547号

 新山口駅では12分の停車で、あと何年走れるかわからない500系の写真を撮る。

新山口駅・500系 500系・行き先表示 新山口駅・500系
新山口駅停車中のこだまとさくら LEDは味気ない 500系の丸みが特に目立つ

 500系の車内写真も撮っておく。公衆電話サービスも今年(2021年)の6月で終わるらしい。8号車の自由席は、新山口駅では誰も乗っていなかった。

500系・喫煙ルーム 500系・公衆電話 500系・車内のご案内
500系・8号車 500系・8号車 500系・模擬運転台

 さらに通過する”のぞみ”を写真に収める。

新山口駅・のぞみとさくら 新山口駅・のぞみ通過 新山口駅・のぞみ通過
のぞみとさくらの行き違い のぞみ79号が通過

 山陽新幹線・本州最西端の新下関駅で下車をする。

500系・模擬運転台 新下関駅・500系 新下関駅・ふく
模擬運転台で新幹線を運転 新下関駅に到着 ふぐがお出迎え

 改札を出ると、我々の名前が書かれたプラカードを持ったおじさんに出迎えられた。ここからは昼食会場の送迎車で関門橋近くにある”平家茶屋”に向かう。いくつかある下関での昼食場所の中から、とらふく刺身が一番多そうだった”平家茶屋”を選んでおいた。下関では”ふぐ”を”ふく”というそうだ。送迎車はマイクロバスで、我々だけの貸切だった。”平家茶屋”は関門人道トンネル入口のすぐそばで、関門橋が見渡せる、とても見晴らしのいい場所にある。店の前にバスが着くと、仲居さんのお出迎えもあり、VIP対応である。部屋に案内されると、一番奥にある関門橋が一望できる角部屋で、一番人気の部屋だそうだ。天気はいいのだが、黄砂の影響なのか、ややもやっていた。

下関・平家茶屋 下関・平家茶屋 下関・平家茶屋
1番人気の角部屋 関門橋が一望 八十斤加農砲も見える

 早速、”前菜”と”とらふく刺身”、”ふくひれ酒”が運ばれてきた。

下関・平家茶屋 下関・平家茶屋 下関・平家茶屋
前菜と薬味 とらふく刺身(1人前) ふくひれ酒

 とらふくの煮こごりなどの前菜も、ふくひれ酒との相性もよく、とてもおいしくいただいた。とらふく刺身も期待通りのボリュームで、こちらも大変満足するものだった。

下関・平家茶屋
ふくひれ酒、いただきまーす

 次に来たのが”ふく唐揚げ”、”とらふくシューマイの餡かけ”。唐揚げは熱々で、シューマイの餡かけは辛子がアクセントになって、とてもおいしかった。ふくひれ酒が無くなったおかめは、白ワインを注文していた。

下関・平家茶屋 下関・平家茶屋
ふくの唐揚げ とらふくシューマイの餡かけ

 12時からはジャズの生演奏があり、バスを運転していたオーナーがサックスを吹き、我々の部屋まで演奏が聞こえてきた。最後はとらふくの鍋である。仲居さんがとらふくを取り分けてくれて、これもおいしくいただいた。

下関・平家茶屋 下関・平家茶屋
とらふくの鍋の材料(2人分) 取り分けてもらいました

 鍋のあとは〆の雑炊で、これまたおいしかった。デザートのケーキをいただき、お腹いっぱいになって店を出る。

下関・平家茶屋 下関・平家茶屋 下関・平家茶屋
最後は雑炊 いただきまーす 平家茶屋さん、ごちそうさまでした

 駅までの送迎もあるが、時間が合わないので利用しなかった。店のすぐ近くに”関門人道トンネル”の入口があるので、やはり山口県と福岡県の県境に向かう。

関門人道トンネル 関門人道トンネル 関門人道トンネル
関門トンネル人道入口・山口側 ここは山口県下関市 門司に向かいましょう

 いつものように山口県と福岡県の県境をまたいで記念撮影。

関門人道トンネル 関門人道トンネル
山口県と福岡県の県境 ここは福岡県北九州市

 一旦トンネルをくぐって福岡県の地上に出る。出ると目の前に大きな鳥居があり、すぐ横に和布刈(めかり)神社がある。

関門人道トンネル 北九州・和布刈神社 北九州・和布刈神社
関門トンネル人道入口・福岡側 大きな鳥居がある 鳥居の左に和布刈神社

 このあと再び人道トンネルを通ってすぐに下関側に戻る。

関門人道トンネル 関門人道トンネル 関門人道トンネル
やっぱり藤やんの声が聞こえてきそう 下関に戻ります 下関に戻ってきました

 みもすそ川バス停からバスで唐戸まで乗車し、”カモンワーフ”に向かう。カモンワーフは食事をとったりお土産を買ったりすることができる。ここで今回の日帰りプランについている500円割引券(2枚)をもらって、土産物屋を物色する。いくつか土産物を購入し、1000円分の割引券をしっかり使う。最後は2年前にも立ち寄ったジェラート屋でおかめは苺ホイップ3種盛を、私はその隣の店で小野茶ソフトクリームを購入。この日は気温も高めだったので、おいしくいただいた。

下関・カモンワーフ 下関・カモンワーフ 下関・カモンワーフ
何にしようかな? 苺ホイップ3種盛650円 小野茶ソフトクリーム

 カモンワーフを後にして、下関駅方面に少し歩くと”はい!からっと横丁”という遊園地があるので寄ってみる。ここは入園料が無料で、アトラクションで料金がかかるシステムである。おかめが食いついたのはアーケードゲームで、積まれた缶を3球のボールですべて倒すというもので、1回200円。おかめが私に挑戦させて、3回目でやっと缶を全部倒して景品をゲットできた。おかめがプーさんの絵本型のクッションをゲットして喜んでいた。

下関・はい!からっと横丁 下関・はい!からっと横丁 下関・はい!からっと横丁
はい!からっと横丁 缶を倒してプーさんクッションゲット! 絵本型のクッションは開くこともできる

 これで下関での予定はすべて終了である。近くのバス停からバスに乗って、下関駅に向かう。下関駅には関門トンネルを通ってJR九州の電車もやってくる。

下関駅・415系 下関駅・415系 下関駅
小倉行き普通電車 このカラーリングがいいなあ 7番ホームは九州方面行きが並ぶ

 ここから岩国行きの普通電車に乗って新下関駅まで移動。

関門ふくフク三昧の乗車票(乗車船用) 新下関駅
関門ふくフク三昧の乗車票(乗車船用) 真っ黄ー黄ー

 新下関駅からは新幹線に乗って帰るだけである。

関門ふくフク三昧の乗車票(新幹線指定席用) こだま858号の指定券
関門ふくフク三昧の乗車票(新幹線指定席用) こだま858号の指定券

 山陽新幹線の新下関駅は、九州とつながっている新関門トンネルの出口すぐにあり、ホームからはトンネルから出てくる新幹線を眺めることができる。

新下関駅・のぞみ通過 新下関駅・のぞみ通過 新下関駅・のぞみ通過
でてきた! のぞみだ! のぞみが新下関駅通過

 ここからからは”こだま585号”に乗車する。

新下関駅・700系レールスター 新下関駅・700系レールスター 新下関駅・700系レールスター
でてきた! 700系レールスター さあ、乗りましょう

 このこだまは700系レールスターで、指定席の座席は2列&2列である。ゆったりとした快適なシートで、レールスターの車端席のみコンセント完備である。スマホのバッテリーが減ってきたおかめはしっかり充電をしていた。

新下関駅・700系レールスター 新下関駅・700系レールスター 700系レールスター・指定席
700系のこの顔もいつまで見られるのか… クッションが気持ちいい

 レールスターは現在走っている新幹線で唯一、個室がある新幹線である。

700系レールスター・個室 700系レールスター・個室 700系レールスター・個室
8号車にある普通席の4人用個室

 徳山駅ではのぞみの通過待ちで8分停車。

徳山駅・500系 徳山駅・のぞみ通過
500系こだま のぞみが通過

 広島駅で下車すると、次に乗車するのぞみまで5分程あるので、新幹線ホームにある売店で、もみじまんじゅうを急いで購入する。

広島駅新幹線ホーム売店
広島駅ホームにある売店

 ここからは”のぞみ46号”東京行きに乗車し、6号車の1番DE席に腰を下ろす。

広島駅・のぞみ46号 広島駅・のぞみ46号 のぞみ46号の指定券
のぞみ46号が入線 のぞみ46号東京行き のぞみ46号の指定券

 こののぞみは博多始発だが乗客は意外と少なかった。福山駅前にある福山城の天守閣は改修工事中で囲われていた。

のぞみ46号・車内 のぞみ46号・速度 福山城・工事中
車内はまだまだ空いている ほぼ300km/h 福山城の天守閣が囲われてる

 岡山駅停車中に、ちょうど反対側に黄色い電車が目に入った。博多に向かって検測の最中のドクターイエローだった。

岡山駅・ドクターイエロー 岡山駅・ドクターイエロー 岡山駅・ドクターイエロー
黄色い電車! ドクターイエローだ!

 新幹線車窓で有名な”727”も写真に収めることができた。

新幹線車窓・727
727!

 新大阪駅には定刻の18:22に到着。新大阪駅ではいつものルーティーンで、551蓬莱とりくろーおじさんのチーズケーキを購入。さらに数量限定で売っていたクリームパンを購入し、無事帰宅。

新大阪駅・551蓬莱 新大阪駅・りくろーおじさんの店 新大阪駅・バックハウスイリエ
551蓬莱 りくろーおじさんの店 このクリームパン、有名なの?

 ミステリーツアーにならなかった下関旅行、無事終了。

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