2015仙台盛岡

仙台城址の伊達政宗像
 
12月23日 関西空港7:11−《MM131便》→仙台空港8:19
仙台空港→秋保温泉→仙台城祉→仙台駅→盛岡駅→東家駅前店→盛岡駅→仙台空港駅
仙台空港20:19−《MM140便》→関西空港22:02

 8月の北海道旅行を前に、日帰りでおかめと2人でどこか行きたいと思い、おかめには日にちだけを伝え、行き先は内緒にして当日を迎える。朝5:25に自宅を出発し、高速にのって関西空港に向かう。阪和道にのった時点で、おかめは飛行機だと確信し、その行き先を「仙台」と予想。なかなか勘は鋭いようだ。

もうすぐ関空橋

 関西空港第2ターミナル(T2)には6:10に到着し、チェックインを済ませる。T2から7時台に出るpeachの行き先は5つ。新石垣・東京(成田)・新千歳・仙台・鹿児島の中からおかめが最終ジャッジ。

自動チェックイン機が新しい どこに行くのかな? 5つの行き先から決めましょう

 おかめの答えは「仙台」。チケットを渡して正解発表。正解したおかめは鼻高々だった。peach恒例のセキュリティーチェック前の手荷物重量検査で、はじめてスーツケースだけでなく、持っていたリュックも一緒に重量計に載せるように言われた。スーツケースはお土産を入れる用で、空っぽだったからいいものの、だんだんチェックが厳しくなっている感じがする。セキュリティーチェックを受け、鹿児島便に続いて仙台便の搭乗も開始。

クリスマスツリーがお見送り さあ乗り込みましょう いつもの最後尾30番

 乗客は目測で7割程度か。定刻の7:10より1分遅れで関西空港を出発し、仙台に向かう。

機内は7割程度の搭乗率 朝はpeachの飛行機がたくさん並ぶ 関西空港を離陸

 近畿地方は昼ぐらいから雨の予報のため、離陸後しばらくは雲の中だったが、群馬県上空ぐらいから景色も見えるようになり、猪苗代湖も見ることができた。

やっと雲の上に出ました 福島県猪苗代湖上空 安達太良山かな?

 仙台空港には定刻より6分早い8:19に到着できた。飛行機から降りると、すぐにレンタカーのカウンターに行き、近くの営業所まで送迎してもらう。

もうすぐ仙台空港に着陸 仙台空港到着 flightradar24によるMM131の航跡

 ここでスズキ・スイフトを借りて8:45には出発できた。仙台東部道路から南部道路を通り、空港から40km程離れた秋保温泉にある「秋保工芸の里」に9:20に到着。ここではいろんな体験ができて、我々が体験するのは「佐藤こけし屋」のこけし絵つけ体験である。愛想のいいおばちゃんから説明を聞き、絵心のない2人がおばちゃんの指示通り、顔から描いていく。

こけしがいっぱい 鼻から描き始めるおかめ うーん、むずかしいなあ・・・

 黒、赤、青、黄の4色を駆使して約30分で絵付けが終了。最後にラッカーで仕上げをしてもらって完成である。

私のonちゃんこけし(左)とおかめのこけし 売り物のこけしに混ぜてもらいました 佐藤こけし屋さんでした

 ここを後にして、すぐ近くの秋保温泉華乃湯に向かう。ここには貸切露天風呂があり、行ってみると空いているとのことで利用してみる。貸切露天風呂は名取川沿いにあり源泉掛け流し。さらに3畳の小部屋もついて、1時間3000円(土休日)プラス大人1人900円。ちょっとお高めだったが、のんびり温泉につかることができた。

巨大こけしが貸切露天風呂をのぞいてる 3畳の小部屋はエアコン、テレビ完備 いいお湯でした

 ここを11:30に出発し、下道で仙台城址(青葉城址)に向かう。

温泉をのぞく巨大こけしの正体

 仙台城址には12:00に到着できた。祝日なので車も人も多いかと思いきや、意外と少なく、駐車場もすんなり駐めることができた。まずは、水曜どうでしょうの対決列島「宮城ずんだもち対決」の場所に立つ。当時あったテーブルと椅子は、別の場所に置かれていた。ここでおかめとずんだもち対決をしてもいいのだが、ゆっくり味わいたいので近くの店でずんだもちセット(600円)を注文し、対決場所を見ながらおいしくいただいた。

対決列島・ずんだもち対決の地 ずんだもちセット(600円) いただきまーす

 食べ終わると、すぐ近くにあったおみくじをひいてみると見事「大吉」。旅行運は「楽しき旅になる」と言うことで、この先も無事にいくことを願う。

とんぼ玉みくじ(200円) とんぼ玉と大吉のおみくじ

 最後に仙台市街を見ている伊達政宗像と記念撮影をして終了。

仙台市街を眺めている伊達政宗像と記念撮影

 仙台駅近くの営業所でレンタカーを返却し、近くにある笹かまぼこの「阿部蒲鉾店本店」へ歩いて移動する。店の前まで行くと列ができているので見てみると、本店限定のひょうたん揚げを買う列だった。ひょうたん揚げとは、中身がかまぼこのアメリカンドッグのことで、その列に並んで2つ購入し、おいしくいただいた。本当ならここで手焼き笹かま体験をする計画だったが、12月は体験が休止中で仕方なくひょうたん揚げを食べただけでそのまま仙台駅に向かう。

ひょうたん揚げに並びます 1本200円のひょうたん揚げ いただきまーす

 ここで必ず寄りたかったのがマツコデラックスおすすめのずんだシェイクがある「ずんだ茶寮仙台駅西口店」である。店に入って早速ずんだシェイクを注文する。バニラシェイクにずんだを入れた感じで、とてもおいしくいただいた。

仙台駅に到着 ずんだシェイク、おいしい! ずんだ茶寮仙台駅西口店

 この後は、仙台駅にある土産物屋でお土産を購入して、仙台での予定はすべて終了。ここからは、新幹線に乗って盛岡まで移動する。おかめにきっぷを渡すと、「新幹線乗るの?」とよくわかっていない感じだった。きっぷに「盛岡」の文字があったので、盛岡に行くことはわかったようだが、もうひとつピンと来ていないようなので、「盛岡と言えば?」と聞くと、「?」。目的はおかめがずっとやりたがっていたわんこそばを食べに行くためと言うと、いつものように「何で言ってくれへんかったん?それやったらずんだプリン食べへんかったのに・・・」。もう食べる気満々である。

乗車券と新幹線特急券(こまち21号指定席券)

 ホームに上がると、乗車する14:54発「こまち21号」を待つ。その間に、停まっていたE5系のグランクラスをホームからのぞく。

E5系が2本並ぶ グリーンより上のグランクラス 仙台から移動しまーす

 今回、盛岡まではこまちの車両を、盛岡からははやぶさの車両を乗り比べをするため、まずはこまち21号の12号車に乗車する。

乗るのは、はやぶさ・こまち21号 E6系こまち21号入線 さあ、乗りましょう

 はやぶさの指定席は3&2の横に5席だが、こまちの指定席は2&2の横に4席の違いがある。仙台を出発し北に向かって走り出す。

peachよりはるかに広い 古川駅通過 時速320kmの世界

 さすがに時速320kmは速く、180km超離れた盛岡までたった39分で到着できた。

こまちは秋田へ向けて出発します 盛岡駅前

 今回わんこそばを挑戦するのは、盛岡駅前のビル2Fにある「東家駅前店」である。ここのわんこそばは、何杯食べたか椀でなく数え棒で数えるもの(2700円)と、食べた分だけ椀を積み上げて数えてくれるもの(3240円)の2種類あり、当然椀を積み重ねていくほうで挑戦する。

東家駅前店に到着 盛岡駅は目の前 食べる気満々でーす

 給仕のお姉さん1人が私とおかめに次々とそばを入れてくれる。お椀が無くなれば、しばらくして違うお姉さんが持ってきて給仕をしてくれる。結局2人のお姉さんが代わる代わる給仕をしてくれた。そのお姉さんにわんこそばについていろいろ聞いてみた。まずお椀15杯でざる1人前ということで、お椀を15ずつ積んでいくそうだ。平均して女性は30杯、男性は60杯程度のようで、今まで一番食べた女性は570杯!びっくりしていると、「フードファイターの人ですよ」。男性は500杯だそうだ。元を取るには何杯食べたらいいか聞くと、「100杯ぐらい、かな?」と言われ、やはりそれを目標とする。

「はい、どんどん」のかけ声でそばが入る お箸も止まり、かなり苦しくなってきた

 おかめはあっという間に100杯を超え、結局104杯でお椀にふたをして終了。私はまだ70杯程度で、この後もなんとか食べ続けて、ちょうど100杯で無事終了。100杯以上食べると出石の皿そばと同じように、木札がもらえた。最後に給仕をしてくれたお姉さん2人とともに記念撮影をして、約1時間のメインイベントが終了である。

104杯を食べた”フードファイター” 木札と証明書をもらいました 2人合わせて204杯、ごちそうさまでした

 お腹いっぱいで動きにくい状態だが、新幹線の出発時間もあるので、すぐに盛岡駅に戻る。

盛岡駅にある大鉄瓶

 仙台に戻る新幹線は、17:06盛岡始発のはやぶさ104号である。ホームに上がるとすでに停まっていて、写真撮影などをしていると、乗車ができるようになった。

E5系はやぶさ104号 盛岡から仙台に帰ります 乗るのは、はやぶさ104号東京行き

 このはやぶさ104号は仙台まで各駅に停まるので1時間12分と往きの2倍近くかかるのと、わんこそばを食べて苦しいだろうと思い、グリーン車を予約しておいた。

JR西日本では仙台空港まで発券できない はやぶさ104号のグリーン券 グリーン車に乗りまーす

 おかめも座席の広さに驚いていたが、すぐにレッグレストを上げてくつろいでいた。

すごい倒れっぷり 落ち着いた雰囲気のグリーン車内 やっぱり短い足では届きません

 仙台駅には定刻の18:18に到着し、仙台空港アクセス線の電車に乗り換え、仙台空港駅には18:58に到着できた。

さあ、仙台空港までお願いします 仙台空港駅の顔出しパネル

 おかめは買い残しのお土産を買いに行ってる間に、私はチェックインを済ませておく。仙台空港のラウンジ「West Side」は19:30までだったが、少し時間があったので利用してみた。余り広くないラウンジだったが、人も少なくゆっくりくつろげた。

peachは定刻の出発予定 ラウンジでくつろぐ 最後の客でした

 セキュリティーチェックを受けて搭乗口に行くはずだったが、おかめがセキュリティーチェックに引っかかり、靴を脱がされ便所スリッパを履かされていて笑ってしまった。無事搭乗口に移動して、peachの関西空港行きに1番乗りで搭乗。

peachは5番搭乗口 クリスマス仕様

 定刻より9分遅れの20:19に仙台空港を出発。機内は8〜9割くらいの搭乗率。

グリーン車の後だとウルトラ狭い 結構混んでいる機内 flightradar24によるMM140の航跡

 20:45頃に機長から放送があり、気流の関係で揺れるようで21:15頃からベルト着用サインを出すという。関西空港も雨のようなので仕方ない。しかし、21:05にベルト着用サインが出て、しばらくすると縦揺れ横揺れと激しい揺れが3〜40分続き、少し恐い思いをした。雨の関西空港には定刻より12分遅れの22:02に到着できた。車に乗って、自宅には23:10に到着。仙台城址でひいたおみくじ通りの「楽しき旅」無事終了。

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