TKGの旅

食堂かめっち。・卵かけご飯
 
8月24日
新大阪  6:15 快速 網干行 西明石  7:18
西明石  7:23 こだま841号 姫 路  7:34
姫 路  8:01 普通 岡山行 岡 山  9:29
岡 山  9:43 快速 ことぶき(津山行) 亀 甲 10:45
亀 甲 11:44 快速 ことぶき(岡山行) 岡 山 12:43
岡 山 12:50 普通 瀬戸行 瀬 戸 13:09
瀬 戸 13:18 普通 岡山行 岡 山 13:47
岡 山 14:12 快速マリンライナー37号 高 松 15:05
高 松 15:40 快速マリンライナー44号 岡 山 16:32
岡 山 16:44 普通 姫路行 姫 路 18:09
姫 路 18:10 新快速4号(野洲行) 新大阪 19:19

 静岡鉄道旅で使った”青春18きっぷ”が1回分余っていたので、指定席を取るなどのコロナ対策をしてどこか日帰りで行けるところで計画する。近くのチケットショップで青春18きっぷの1回分を手に入れることができたので、下の子と一緒に行く。いつものごとく下の子は、どこに行くのかは全く知らない。スタート地点はやはり新大阪駅の新幹線のりかえ口がよく似合う。

新大阪駅・新幹線のりかえ口
ミステリーツアーのスタート地点

 当然新幹線に乗るはずも無く、6:15発の快速網干行に乗って、西に向かう。

新大阪駅 225系快速・網干行き
新大阪駅を出発 225系快速・網干行き

 朝早い電車だったが、平日ともあって座席は埋まっていた。しかし、大阪駅で多くの乗客が入れ替わるため、座席に座ることができた。

快速網干行き 明石天文科学館
大阪駅の手前で座れました 子午線が通る明石天文科学館

 まずは姫路駅に向かうのだが、途中の西明石駅で下車する。ここで青春18きっぷあるあるの”ワープ”の実行である。”ワープ”とは、乗り継ぎなどがうまくいかないときなどに、新幹線や特急に乗って時間を短縮することである。ただし青春18きっぷは新幹線や特急には使えないので、別に乗車券と特急券を購入しなければならない。今回のワープは、乗り継ぎは問題なくできるのだが、姫路駅で朝食をとる時間を稼ぐためである。西明石駅で下車して失敗したのは、新幹線ののりつぎ口が前方の階段にあり、最後尾の車両に乗っていた我々は、新幹線ホームまで小走りを余儀なくされたことだ。

新幹線特定特急券 西明石駅
隣駅までなら新幹線特急券は安い 何とか間に合いました

 何とか5分の乗り継ぎで、7:23発のこだま841号に乗車することができた。我々が乗ったのは、模擬運転台がある最後尾の8号車で、下の子が模擬運転台を操作するが、静かな車内でガチャガチャと音が鳴るので、周りの迷惑になってもいけないので、座席に座ることにした。

500系・模擬運転台 500系・模擬運転台 500系・模擬運転台
模擬運転台 肘ついたえらそうな運転士 そろそろ席に着きましょうか

 窓側席には1列置きに乗客がいる程度で、かなり空いていた。

500系こだま 500系こだま 500系・姫路城
車内は空いています 新幹線は快適だなー 姫路城がちらりと見える

 姫路駅まで11分という短時間である。姫路駅でこだまを下車して、500系新幹線と記念撮影。

500系・こだま841号 500系・V9編成 500系・博多行き
500系こだま841号・博多行き 500系V9編成 博多まで行きたいなー

 在来線ホームに移動し”えきそば”で朝ご飯にする。和風だしに中華麺が入っているのが、姫路駅名物のえきそばである。ここで”助六とえきそばセット”に”とり天”1個をトッピングする。えきそばは、天ぷらかきつねが選べるので、きつねにする。

姫路駅・えきそば 姫路駅・えきそば
助六とえきそばセット(きつね)&とり天 いただきまーす

 えきそば1つを、下の子はとり天、私はきつねに分けておいしくいただく。下の子は熱いえきそばを食べて、汗だくになっていた。

姫路駅・えきそば 姫路駅・えきそば
暑いなー、熱いなー ごちそうさまでした

 次に乗るのは、8:01発普通・岡山行である。姫路駅から岡山方面に向かう列車は、真っ黄ー黄ーの国鉄時代の車両である。

113系普通・岡山行き
113系普通・岡山行き

 古い車両だが、座席は転換クロスシートに交換されているので、座ってしまうと快適である。岡山県に入り、瀬戸駅でトワイライトエクスプレス塗色のEF65型の機関車が止まっていたが、写真を撮れなかったので、帰りにここを通る時に撮影することにする。下の子に時刻表の地図を見せて、どこまで行くか聞いてみると、「広島」と言っていた。姫路駅から1時間半ほどで岡山駅に到着する。

115系普通・岡山行き 岡山駅
意外と快適でしたよー 岡山駅まで来ました

 ここで津山線に乗り換える。快速ことぶき・津山行に乗車する。この列車は、国鉄急行色のノスタルジー車両だった。

キハ47快速ことぶき・津山行き キハ47・ノスタルジー車両 キハ47・ノスタルジー車両
キハ47快速ことぶき・津山行き なつかしい急行色 ヘッドマークステッカー付き

 車内で変わっているところでいうと、窓向きに丸い椅子があるところぐらいで、この椅子も背もたれがないので、座りにくそうだ。空いていたので、ボックスシートに座る。

キハ47・ノスタルジー車両 キハ47・ノスタルジー車両 キハ47・ノスタルジー車両
丸椅子とテーブル付き 背もたれが欲しいなー ボックス席にしました

 窓下にあるテーブルには、昔懐かしい”センヌキ”がついていた。

キハ47・ノスタルジー車両 キハ47・ノスタルジー車両 キハ47・ノスタルジー車両
センヌキ付きテーブル 今はペットボトルだからなー ミラーに映るノスタルジー車両

 しばらく走ると旭川と併走し、1時間もすれば目的地の亀甲駅に到着する。ここから10分程歩くと、今回の旅のメイン、卵かけご飯の有名店”食堂かめっち。”には11時に到着できた。卵かけご飯が大好きな下の子は喜んでいた。平日の早めの時間だったこともあり、店内には1組の客だけだった。おかわり自由の卵かけご飯”黄福定食”(500円)の食券を2枚購入し、席に着く。

食堂かめっち。・卵かけご飯 食堂かめっち。・卵かけご飯
食堂かめっち。に到着 これだね!

 食券を渡すとすぐに卵かけご飯のセットが届けられる。

食堂かめっち。・卵かけご飯 食堂かめっち。・卵かけご飯
きました!黄福定食! いただきまーす!

 早速、かめっち。流の食べ方を参考に、たまごを落とし、かき混ぜ、醤油をかける。醤油は4種類ある。

食堂かめっち。・卵かけご飯 食堂かめっち。・卵かけご飯 食堂かめっち。・卵かけご飯
かめっち。流の食べ方 おいしそうだねー ここは右端の卵かけごはんしょうゆで

 ノーマルの醤油を選択。できあがりは完璧である。

食堂かめっち。・卵かけご飯
最後に醤油をかけます

 下の子は、おいしいと言ってあっさり完食していた。

食堂かめっち。・卵かけご飯 食堂かめっち。・卵かけご飯 食堂かめっち。・卵かけご飯
まず一口、いただきまーす おいしい!! もう止まらなーい!

 ここでおかわりを要求。下の子は再び、たまごを落とし、かき混ぜ、醤油をかける。2杯目はトッピングのしょうゆ胡麻を入れて、これもあっさり完食していた。

食堂かめっち。・卵かけご飯 食堂かめっち。・卵かけご飯 食堂かめっち。・卵かけご飯
2杯目をつくりまーす かき混ぜてっと トッピングのしょうゆ胡麻をかけます

 私も同様におかわりをいただき、おいしく2杯を完食した。11:30にお店を出るが、この頃には店内は満席で、待ち時間が出始めていた。

食堂かめっち。・卵かけご飯
私も2杯目をいただきます

 お腹いっぱいになって、亀甲駅に戻る。亀甲駅の駅舎がカメの形であることを、ここで初めて下の子が気づき、記念撮影。駅舎の中にもカメが飼われていた。

亀甲駅 亀甲駅
カメを模した駅舎 カメだらけ

 思っていたよりスムーズに戻ってこられたので、計画より1本前の11:44発の快速ことぶき・岡山行で岡山駅へ戻る。来た列車は、先ほど乗ってきたノスタルジー車両だった。

亀甲駅 キハ47・ノスタルジー車両
亀甲駅さん、さようなら 再びノスタルジー車両に乗ります

 乗車すると意外と混んでいたが、何とか座ることができた。朝も早かったこともあり、2人でぐっすり寝て、目覚めれば岡山駅の手前だった。次に乗る電車までの1時間半ほどを、岡山駅周辺で時間を潰そうと思っていたが、時刻表を見てみると、ちょうどいい時間に瀬戸行きの普通電車があり、朝に写真が撮れなかったトワイライト色のEF65の写真を撮りに行くことにする。岡山駅から20分程で瀬戸駅に到着。

115系普通・瀬戸行き 瀬戸駅
115系普通・瀬戸行き 瀬戸駅に到着しました

 早速止まっているトワイライト色のEF65を写真に収める。このカラーリングは、どこから見てもかっこよすぎる。

トワイライト色・EF65 トワイライト色・EF65
レール輸送(チキ工臨)のEF65 このカラーリングはかっこよすぎる

 しばらくして岡山行きの普通電車が来て、岡山駅に戻る。岡山駅に着くと、みやげもの屋で岡山出身の千鳥のきびだんごやあられが売っていて、おもしろそうだったので購入。

岡山駅・千鳥推し
店は岡山出身の千鳥推し

 ここから、今度は快速マリンライナー37号に乗り、瀬戸大橋を通って、香川県の高松駅に向かう。快速マリンライナーには、2階建て車両が1両連結されていて、2階がグリーン席、1階が指定席になっている。

快速マリンライナー 快速マリンライナー
マリンライナーの自由席車 マリンライナーの2階建て車

 青春18きっぷではグリーン車指定席は利用できないので、ゆったりしている普通車指定席を利用する。指定席は普通に買えば大人530円(小人260円)なのだが、JR西日本・e5489のチケットレスで購入すると、大人330円(小人160円)とかなりお手頃になる。チケットレスと言いながら、きっぷも発券することができる。

快速マリンライナー・指定席券
マリンライナーの指定席券

 下の子に指定席に乗るというと、喜んでいた。

快速マリンライナー 快速マリンライナー
この電車に乗りたいなー 乗っていいの?

 1階の指定席に腰を下ろす。下の子は、座席をめいっぱい倒してくつろいでいた。指定席は330円なのに、ガラガラでもったいない。

快速マリンライナー・指定席 快速マリンライナー・指定席
やっぱりこの座席じゃないと テーブルがないのは残念

 岡山駅を14:12に出発する。途中駅に止まると、1階の座席の目の前がホームの高さなので、下の子は驚いていた。児島駅を出ると瀬戸大橋を渡っていく。1階の席でも瀬戸大橋から景色はよく見えるので、下の子は写真をたくさん撮っていた。

快速マリンライナー・指定席 快速マリンライナー・指定席 快速マリンライナー・指定席
目の前がホームの高さ 瀬戸大橋を渡ります 景色がいいねー

 高松駅には15:05に到着し、座り心地がいい指定席での1時間はあっという間だった。

高松駅 快速マリンライナー・指定席
さぬきうどん駅(高松駅)に到着 マリンライナー2本の並び

 高松駅では、駅構内にある”連絡船”で、讃岐うどんをいただくはずだった。しかし、店の前に行くと「臨時店休」の張り紙がしてあった。

高松駅・連絡船 高松駅・連絡船 高松駅
なんか静かだなー えっ、休みなの? 一旦高松駅を出ました

 仕方ないので、駅員さんに周辺にうどん屋がないか聞いてみると、すぐ近くに”めりけんや”といううどん屋があると教えていただき、早速行ってみる。あとでこの店を調べてみたら、”連絡船”の関連店舗だった。店内でメニューを見ると、”すだち肉ぶっかけ(小)”がおいしそうだったので注文。

めりけんや・高松駅前店 めりけんや・高松駅前店
安いし、おいしそう すだち肉ぶっかけ(小)

 下の子と半分ずつシェアしたが、腰のある麺に甘辛い肉とすだちの酸味が相まって、とてもおいしくいただけた。

めりけんや・高松駅前店 めりけんや・高松駅前店 めりけんや・高松駅前店
味はどうかな? うーん、うまい!! めりけんやさん、おいしかったです

 高松駅に戻り、銘菓かまどを購入して、15:40発の快速マリンライナー44号の指定席に再び腰を下ろす。

快速マリンライナー・指定席券
帰りのマリンライナーの指定席券

 ホームから見ると、指定席がある1階席はかなり低いことがわかる。

快速マリンライナー・指定席 快速マリンライナー・指定席
ホームから見るとかなり低い 低いけど居心地はいいよ

 瀬戸大橋では反対方向の景色を楽しむ。

快速マリンライナー・瀬戸大橋 快速マリンライナー・瀬戸大橋 快速マリンライナー・瀬戸大橋
さあ、もうすぐ瀬戸大橋に入りますよ

 岡山駅には16:32に到着。あとは大阪方面に戻るだけである。16:44発の普通・姫路行に乗車したが、座席が転換クロスシートでは無くボックスシートで、明らかにハズレである。唯一救いなのは、まだ空いていたことである。ボックスシートに座って岡山駅を出発。

115系普通・姫路行き 115系普通・姫路行き
115系普通・姫路行き ボックス席だー

 瀬戸駅でトワイライト色のEF65の写真をもう一度撮ろうと狙っていたが、このときにはすでに姿が無く、先に撮りに来ていて正解だった。三石駅と上郡駅の間に岡山・兵庫の県境があり、ここで生活圏が変わる。相生から先で、乗客が増えだした。姫路駅では1分の接続で、新快速に乗り換えである。この新快速4号・野洲行にはAシートが連結されている。Aシートとは有料座席で、リクライニング座席に全席コンセント、無料Wi−Fiのサービスがある。予約不要で座席が空いていれば乗車整理券500円(小人同額)を車内で払えば利用できるのだが、満席の場合は空くまでデッキで待たなければならない。そこで昨年12月より、一部座席で事前予約の指定席として840円(小人420円)で利用できるようになっている。

新快速Aシート指定席券
新快速4号のAシート指定席券

 さらにe5489のチケットレスで予約すれば600円(小人同額)になる。姫路駅での乗り換えで1分しかなく、座席が埋まっているのも嫌なので、私はチケットレスで、下の子はみどりの券売機で指定席券を購入し、1020円と予約無しの場合とほぼ同額になり、かなりお得である。

新快速Aシート指定席券 新快速Aシート指定券
チケットレスのAシート指定席券は2枚組 座席番号の書いた指定券

 実際乗車してみると、予約不要の座席は8割ほど埋まっていたが、20席ある指定席はまだまだ空いていた。

新快速Aシート 新快速Aシート 新快速Aシート
Aシートに乗ります 白のカバーの席が自由席 みどりのカバーが指定席

 指定席が販売されていることやチケットレスは100円高いだけ、などが知られていないものと思われる。座席は結構倒れるので、下の子は喜んで座席を倒してくつろいでいた。

新快速Aシート 新快速Aシート
やっぱりこの座席じゃないとダメ 各座席にはコンセントも完備

 進行方向右側で予約しておいたので、下の子は明石海峡大橋や須磨の海などの写真を撮っていた。快適な車内で、新大阪駅には19:19に戻ってこられた。新大阪駅では、いつもの551蓬莱で豚まんなどを、りくろーさんでチーズケーキを購入。

新大阪駅・551蓬莱 新大阪駅・りくろーおじさん
551蓬莱 りくろーおじさん

 これで今回の卵かけご飯の旅、無事終了。

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