6月2日 | 自宅→京都駅→西ノ京円町→めん馬鹿一代→佐々木酒造→金閣寺→京都駅→自宅 |
今年もおかめと休みをあわせて京都の観光をする。昨年同様、おかめはどこに行くのか何をするのか全く知らない状態で自宅を出発。車で近鉄の駅まで行き、そこから奈良の大和西大寺駅に向かう。大和西大寺駅に予定より早く着いたので、駅ナカの散策をする。おかめは「ベジタブルステーション21」で”ブロッコリーとエビアボカドサラダ”を200g購入する。
100g280円のアボカドサラダ | ベジタブルステーション21 | 大仏って・・・ |
ここから8:33発の伊勢志摩ライナーを使った京都行き特急に乗車する。昨年はデラックスカーに乗車したが、今回はサロンカーのツインシートを予約してみた。
黄色の伊勢志摩ライナー | サロンカーに乗車します | 今回もチケットレスで購入 |
シートに座ってみると、シートは広く、窓は非常に大きい。真ん中にテーブルもあり、アボカドサラダを食べるにはちょうど良かった。
じゃがいもがメイン? | サロンカーのカーテンは電動で開閉できる |
伊勢志摩ライナーの快適な車内で過ごし、京都駅には定刻の9:06に到着。
サロンカーの4人席 | こちらは2人席 | 東寺の五重塔が見える |
今日は京都の市バスに乗って移動するので、バス停前の自販機で市バスの1日乗車券を500円で購入し、205系統のバスに乗り込む。205系統は金閣寺方面に向かうバスなので、車内は外国人などを中心に混雑していた。
京都駅にある超狭いセブンイレブン | 市バスの1日乗車券 |
京都駅から30分、”太子道”バス停で下車し、数分歩いて「マコトレザーワークス」に到着できた。ここでは、レザークラフト体験をする。2人ともそろそろ買い換え時期だったスマホケースを3時間かけて作る体験である。手芸が趣味のおかめは喜んでいた。
このスマホケースともお別れ |
まずは皮の厚さや色、糸の色などを選ぶ。おかめは赤色の厚皮にレインボーの糸を、私は茶色の厚皮にベージュの糸を選択すると、スマホの大きさにあった皮のパーツを用意してもらえた。まずは皮の裏面のケバケバを抑える薬剤を塗っていく。次に型紙に沿って皮に印をつけてカッターナイフで切っていく。パーツが切れると、切った皮の周りに薬剤を付け、こすって断面を滑らかにする。
裏面のケバケバを抑える | さあ切っていきましょう | 帆布で周りをこすります |
それが終わるとスマホケースの内側ポケットの加工をする。皮を接着するために、接着面をヤスリでざらざらにして接着剤がつきやすいようにする。接着剤をつけてしばらくクリップで圧着。
接着剤を塗る部分をざらざらにします | クリップで圧着! |
今度はこれをスマホケース本体の皮に接着し、接着した部分の周りをヤスリで平らにしていく。
本体にもくっつけます | 周りをヤスリで平らにします |
あとはケースの周りに糸を通す。そのために、フォークのような金具で皮に穴を空け、その穴に糸を通していく。手慣れたおかめはレインボーの糸を素早く通していた。
穴を空けてっと | 1周穴が空きました | 糸を通します |
糸を1周通し終えると、再び周りをこすって滑らかに仕上げ、カメラ穴を開けてもらって、金具類も付けてもらう。
きっちり仕上げます | カメラ穴も開き、金具もつきました(左:内側、右:外側) |
最後に家から持ってきたスマホのプラスチックケースを、作ったスマホカバーに取り付けてすべて終了。なかなかいいものができて満足してここを後にする。
プラスチックケースを貼り付けて・・・ | 完成しました! | 楽しかったです |
次は昼食である。”西ノ京円町”バス停から204系統の市バスで”智恵光院丸太町”バス停まで移動する。おかめも周辺を見渡してすぐに「めん馬鹿?」と気づいた。久しぶりのラーメン「めん馬鹿一代」である。店の前に行くと、珍しくひとりも並んでいなかった。しばらくすると店内に入れて、驚いたことがいくつかあった。まず座席がカウンターのみになっていたこと。店員が若く、外国人の店員もいたこと。ラーメンのメニューがネギラーメンのみになっていたこと、などなど。
久しぶりのめん馬鹿 |
席に着くと、いつもの大将がいなくて、大将に似た若い店員さんがいた。おかめが「息子さんですか?」と聞くと、「はい。」。その息子さんと話をしていると、客の9割は外国人観光客だそうで、息子さんも流暢な英語で接客をしていた。ラーメンが運ばれると、息子さんが「椅子から立たないでください。椅子が汚れます・・・」と従来と同じ説明をしてくれたが、やはり外国人が多いからか同時に英語で書かれた説明のフリップを外国人観光客に見せていた。この後いつもの高温のネギ油をラーメン鉢に注ぎ込み、派手に炎があがった。
ファイアー!! | さあ、いただきましょう |
味は以前と変わらず、おいしくいただいた。この後も7人組の外国人が入店し、店の前にも外国人客が4人待っていた。
おいしい! | ごちそうさまでした |
めん馬鹿から北に100m上がると佐々木蔵之介の実家である「佐々木酒造」がある。以前からおかめが行きたかった場所で、おかめはいくつかのお酒を試飲する。
いろんなお酒があります | 試飲もできます |
結局日本酒を2本ほど購入していた。
佐々木酒造さんでした |
再び”智恵光院丸太町”バス停から204系統の市バスに乗って、金閣寺に向かう。学生時代を含めて京都市内に5年間通っていたが、金閣寺には1度も行ったことがなかったので、初金閣寺である。”金閣寺道”バス停で下車すると、周りは外国人ばかりである。「金閣寺」で参拝料を払って中に入るとすぐに金ピカの舎利殿が現れた。天気も良かったので、金ピカ度がさらに増してとても華やかだった。途中で外国人観光客から写真を撮ってくれと頼まれ、舎利殿とは反対方向の壁の前に立つのでゼスチャーで”金閣寺をバックに、こっちに立ったら?”と伝えると、太陽を指さして”逆光だからここで”とわかった。金閣寺より太陽光の方が大事で背景が壁の記念撮影って・・・、と思いながら写真を撮ってあげた。
世界遺産・金閣鹿苑寺 | 金ピカだー! | 舎利殿と記念撮影 |
参拝の最後に、最近はやりの御朱印をもらいに行く。事前に御朱印帳をamazonで購入しておいたので、御朱印帳と初穂料300円を出して御朱印をいただく。筆ですらすらと書く様は感動に値するものだった。これで今回の予定はすべて終了である。金閣寺前にある辻利で抹茶とバニラのミックスソフトクリームをおいしくいただいた。
舎利殿の御朱印 | 抹茶とバニラのミックスソフト |
さらに土産物屋で子ども達へのお土産も買ったが、それでもまだ時間が余ったので、久しぶりに近くにある母校を訪ねることにする。大学構内に入ると、多くの建物が新しく建てられていたが、よく講義を聞いていた建物がそのまま残っていたりして、とても懐かしかった。学生時代にいつも乗っていた50系統の市バスに乗って京都駅まで戻る。今のバス料金は230円だが、学生当時のバス料金は160円だった。
時計台も懐かしい | 50系統!! | 京都駅もだいぶ変わった |
今日1日で市バスに5回乗ったので、230円×5回=1150円分を1日乗車券の500円で乗れたのでかなりお得だった。京都駅では近鉄の駅構内にある柿の葉寿司屋でローストビーフ棒寿司などを買う。
ローストビーフ棒寿司 | きれいになった近鉄特急 |
京都駅17:15発の賢島行き特急に乗る。京都駅を出発すると右手のJR線に”トワイライトエクスプレス瑞風”の試運転列車が見えた。大和西大寺駅で乗り換えて、無事自宅まで戻る。
座席もきれいになった | 寝過ごしたら大変な賢島行き特急 |
懐かしいところにも行くことができた京都観光、終了。